残業でちょっと小腹が空いたので、近くのコンビニでパンでも買ってこようと出かけました。外の北風もあり、店内に入るやオデンの湯気に誘われ、鍋の前に直行。カップを片手にシラタキ、チクワ、ガンモ、そして汁をなみなみと注ぎレジに置きます。レジのオネエちゃんはカップをのぞきながら「チクワ1個、ガンモが1個ですね~」と満面の笑顔で私に確認をとります。が、シラタキを見落としています。そう気付くも一瞬の判断で、おもわず私は「はい」と小声で答えてしまいました。悪魔の小声です。確信犯です。自分という人間の垣根を見て、せこい愚かさがそうさせたのです。(ちゃんと文章になっていない気がしますが先に進みます)もうあとには引けず、早まる鼓動を憶えながらもお金を支払うと、おつりを素早くポケットにしまい、すぐにでも駆け出して行きたいところ。しかしここはゆっくりと挙動を怪しまれぬよう歩き、小心者の私は心臓をバクバクとさせ表に出ます。コンビニから出ると、今度はオデンを持ったおやじの競歩がスタートします。逃げるように会社に向かい、ここでも後ろから声でもかけられやしないかと戦々恐々。そして会社の入り口に忍者のように身を隠くすとエレベーターのボタンを機関銃のように指で叩きます。もうその姿は完全に逃亡犯。1個75円のシラタキで、まさかこれほどまでの罪悪感を思い知ろうとは。悪い事はできないものです。(しちゃったけど)



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