2018年07月01日 何かを追いかける1日の始まり いつものホームでいつものドアに並ぶ白線を目指します。タラタラと歩いていると、私の足元をスーッとペットボトルのキャップが追い抜いて行く。そしてすぐその後をおじさんがバッタでも捕まえるかのように身をかがめ、転がるキャップを追いかけてます。軽快なキャップにおじさんは追いつくはずもなく、キレイに弧を描きながらキャップはホームの下に落ちるのでした。おじさんだけが時を止め、我に返るように腰を持ち上げる。周囲の目に気づいたはにかんだ笑顔と手には開けたばかりのペットボトルのお茶。さぁ、おじさんの1日は始まります!