Categoryおばさんの組み立て方

あなたにもたれていたい

保育園に子どもをあずけた
その帰り風のママさん。
身をかがめ気分でも悪いのかと思いきや、
スマホを見ながらニヤついてました。

たぶん自転車に乗ったまま
足を地につけること無く、肩で電柱を受け止め、
スマホを見る体勢も慣れた感じの安定感。
きっと行きつけの“マイ電柱”なんだろうな。

傍目には見てるだけで疲れるけど、
1日の心休まるひと時なのでしょう。




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オレを惑わす彼女の視線


前に座るおばあさんに
さっきからガン見されてる私。
何なんだよ。

こんなときは真っ先に
“社会の窓”に何気なく手をやり、
チャックの開閉確認をしますが異常なし。

こちらは平然を装いながら
読んでる本を盾に
チラチラと様子を伺いますが、
なおも首をかしげ
レディースの元ヤンキーみたいに
睨みをきかせてくるおばあさん。

落ち着いて本も読めず、
早く降りたい駅に着くと
本を閉じて気づきました。
この本のタイトルか?
たぶんそうだろ。

『九十歳。何がめでたい』p

これか?








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君の歌

電車に揺れるおばさんは歌っています。
譜面らしきモノを手に、
大きな口をタテに広げ、
そして首を左右に振り、
正す姿勢は発声にも影響するのでしょう。

ただ声は出してないんです。
口パク。

エサを投げた時の水面のフナみたいに
一心不乱にパクパクと開き、
どこかにボリュームのツマミでも
付いてんじゃないかと思わせるこのおばさん。

ウザいというより怖い。
声を出してくれとは言わないが、
せめて歌のジャンルくらい教えてくれ。





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彼女は僕に手を振るけれど

おばさんは誰かと人違いしたのだろうか
それとも手を振る人には、手を振り返す律儀な人なのだろうか・・・
そんなこんなでディッセンバー
次回はクリスマスプレゼントのお知らせがあるんだぜ!





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おばちゃんの打ち出の小槌

こんなこと思ってるヤツに
くじ運なんて一生回ってこないんだろうな。







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