Categoryおじさん



今回、多忙のためお話を休ませていただきます。
楽しみにしていただいた方には申し訳ありませんが、
ふてぶてしくお詫び申し上げてみます。



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残業でちょっと小腹が空いたので、近くのコンビニでパンでも買ってこようと出かけました。外の北風もあり、店内に入るやオデンの湯気に誘われ、鍋の前に直行。カップを片手にシラタキ、チクワ、ガンモ、そして汁をなみなみと注ぎレジに置きます。レジのオネエちゃんはカップをのぞきながら「チクワ1個、ガンモが1個ですね~」と満面の笑顔で私に確認をとります。が、シラタキを見落としています。そう気付くも一瞬の判断で、おもわず私は「はい」と小声で答えてしまいました。悪魔の小声です。確信犯です。自分という人間の垣根を見て、せこい愚かさがそうさせたのです。(ちゃんと文章になっていない気がしますが先に進みます)もうあとには引けず、早まる鼓動を憶えながらもお金を支払うと、おつりを素早くポケットにしまい、すぐにでも駆け出して行きたいところ。しかしここはゆっくりと挙動を怪しまれぬよう歩き、小心者の私は心臓をバクバクとさせ表に出ます。コンビニから出ると、今度はオデンを持ったおやじの競歩がスタートします。逃げるように会社に向かい、ここでも後ろから声でもかけられやしないかと戦々恐々。そして会社の入り口に忍者のように身を隠くすとエレベーターのボタンを機関銃のように指で叩きます。もうその姿は完全に逃亡犯。1個75円のシラタキで、まさかこれほどまでの罪悪感を思い知ろうとは。悪い事はできないものです。(しちゃったけど)



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いとこ家族が我が家に遊びに来た時の話です。子どもたちがiPhoneを取り出し、みんなでやろうと言い出したのは、音で耳年齢を計るというアプリでした。若い子は中高年より高い音域が聞こえるそうで、それをみんなで試そうということです。年代別に最初は10代なら聞こえる高音を鳴らします。なるほど私にはサッパリ聞こえません。子どもだけが聞こえるというのは不思議な感じです。それから20代、30代と鳴らしていくうち、私以外の大人も含めた全員が音を聞く事ができて、自分だけがまだ何も聞こえません。ちょっといやな予感をさせながら次の40代では聞こえるだろうと、耳を澄ませます。「音出して」と言うと、「もう出してるよ」って言ってます。全然!聞こえませんっ!う~ん、まあ、50代である私は次で聞こえれば問題ないわけですから。ひとり変な空気を出しながら、緊張しつつ音を出してもらいます。甥っ子が「これは聞こえるでしょー?」と音を出します。静寂の中、みんなが心配そうに私を見つめます。この重圧感と哀れみに似た空気に耐えられず、思わず私は「んっ、あ~っ、聞こえた、聞こえた」と頷いてしまいました。本当はまーったく聞こえていません。でもみんなはホッとしたようで、とにかくその場を終えることができ、私も何食わぬ顔です。しかし、カミさんだけは、ずっと私を疑いの目でにらみつづけておりました。



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イヌを連れた近所の娘さんが通りかかり挨拶を交わすと、これから公園のドッグランに行くとのこと。イヌ好きの私とカミさんはワンチャンにも挨拶をし、イヌをかこみ談笑が始まります。ところが私はイヌよりも、もっと興味深いところを娘さんに見つけてしまい、もうイヌのお話はどうでもよくなりました。私の体はイヌに向いてるものの、目線は別の一点に集中し、何か言われてもカラ返事です。私の頭の中は、春爛漫のドッグランと化し、どんなワンチャンよりも嬉しそうに走り回る自分の姿が映るのでした。


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