2019年05月


境界線

しかしなんでメガネがずり落ちないんだ、
プロだろ。



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組戻し


ただただ落ち込んでます。
自分のミスだからどうしようもないんだけど。
自分がマヌケってことも昔から自覚してたけど。
にしても、あーっ!
56,000円!
この目もくらむような大金。

振込先を間違えて・・・
振り込んでしまった・・・
見も知らぬ人に。
56,000円。

ネットで買い物をして、
この日の午前中に
代金はネットバンキングを利用し、
スマホで指定口座に振込みます。
口座番号を打ち込むと
相手の口座名義が表示されますが、
本来の販売会社名でなく、
〝サカイ◯◯◯〟と個人名で出てきました。
「ん!なんで?」

ここで変だと気づいたんだから
もう一度口座番号を確かめればよかったんだよっ!
もーっ!バカだよな!

それでも打ちこんだ口座番号に間違いはないと思いこみ、
(元来見直すということをしない人間)
この名前で問題ないだろうと。
(名前が違うんだから当然問題だろ)

ペタッと振込ボタンを押しちゃった。

そしてその後は販売店から
振込確認のメールが届くはずなんだけれど、
夕方になってもなんの連絡もない。
おかしいな明日になるのかなと思いながら、
だんだんと妙に不安な気持ちが漂ってきます。
この背筋とチンコが同時にサワ〜ってくる感じ、
わかってもらえますでしょうか。
(女性の場合はチンコじゃありませんが)
「ちょっと待てよ!ちょっと待てよ!」と
頭の中で反復させながら、
あせり気味でスマホを握ると
ネットバンキングのアイコンをつつき、
先ほど振込んだ履歴内容を見にいきます。

え!?
数字を指で追い確かめると、
振り込んだ口座番号の数字が
ひとつ間違えてる。
や、やっちまった。

今度は背筋とチンコがサワ〜っとするのに加え、
なんでしょうか自分がだんだん
透明にでもなっていくようなこの気分。
しかしどんな気分になろうと、
もう私は〝サカイ◯◯◯〟に56,000円を振り込んでしまってる。
どうしたらいいんだ!

とにかくすぐに銀行に電話をし、
何とかならぬものかと白熱する私。
そして落ちつき払った銀行のオネエさんとの
やりとりが始まるのですが・・・

ああ、もうこれ以上書く気力も失せていく。
また透明になりそうだ。

簡単に説明しますと、このような場合、
銀行に〝組戻し〟と言う手続きをお願いするらしい。
〝組戻し〟なんて初めて聞く言葉だけど、
銀行が振り込まれた相手に連絡を取ってくれ、
事情を説明してくれるとのこと。
でも連絡が取れない人もいたり、
連絡が取れても相手の応諾が得られなければ
〝組戻し〟は成立しないと言うのだ。
あとはもう相手の良心にまかせる以外はない。
オネエちゃんは
勝手に振り込んだお前がボケジジィなんだからもう諦めろ」
と言うのを私はハッキリと読心し。
しかしどう思われようととにかく864円の手数料を払い、
その
組戻し〟と言う手続きに神頼みするしかないのです。

〝サカイ◯◯◯〟
頼むよ!お願いだ!
お金戻してくれたら
今度はお礼の10,000円を振り込むから。




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10連休

10連休は永遠のように感じてたのに。




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